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出典:平成24年度 秋期 ネットワークスペシャリスト試験 午後Ⅰ 問2 設問3
設問

設問対象範囲

正解

考え方
(1)
設問2の(1)より、モードBはデータ用通信も含めた通信がWLCを経由するようになります。

WLCが故障するとすべての通信ができなくなるので、冗長構成が必要となります。
(2)
これまでの設問の中で、WLCの管理下のAPは、BCのAPだけでした。本社のAPも管理するとWLCにアクセスが集中します。したがって、要件としてWLCの処理の能力を考慮する必要があります。
また、本社のAPからWLCまでの通信の経路を考えてみると、本社 → 広域イーサ網 → L3SW1 → WLCとなります。広域イーサ網の通信量が増えるため、広域イーサ網の帯域も考慮する必要があります。
(3)
本文にWLCをBCに設置すると問題があり、DCに設置するようにしたとあります。
WLCの設置箇所をBCからDCに変えることで、通信がどのように変わるか考えてみます。
- BCからDCへの通信
- WLCをBCに設置した場合
- PC1 → AP1 → L2SW1 → L3SW1 →
WLC → L3SW1 → 広域イーサ網 → L3SW2 → サーバ1
- PC1 → AP1 → L2SW1 → L3SW1 →
- WLCをDCに設置した場合
- PC1 → AP1 → L2SW1 → L3SW1 →
L3SW1 → 広域イーサ網 → L3SW2 → WLC → サーバ1
- PC1 → AP1 → L2SW1 → L3SW1 →
- WLCをBCに設置した場合
- 本社からDCへの通信
- WLCをBCに設置した場合
- 本社 → 広域イーサ網 → L3SW1 →
WLC → L3SW1 → 広域イーサ網 → L3SW2 → サーバ1
- 本社 → 広域イーサ網 → L3SW1 →
- WLCをDCに設置した場合
- 本社 → 広域イーサ網 → L3SW2 → WLC → サーバ1
- WLCをBCに設置した場合
BCからDCへの通信は、WLCの位置が変わっただけです。本社からDCへの通信を見てみると広域イーサ網を経由する回数が減っています。そのため、WLCをBCに設置する際の問題点は通信量が増えることだと考えられます。
(4)
(3)で考えた通り、通信量が減るのは通信がBCを経由しなくなるためです。
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