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出典:平成24年度 秋期 ネットワークスペシャリスト試験 午後Ⅱ 問1 設問2
設問


設問対象範囲




正解

考え方
(1)

RB2
まず、RB1からRB2への経路を考えてみます。
RB1からRB2へは直接つながれていないので、RB3かRB4を経由する必要があります。すべての経路を書き出すと次のようになります。()内はポート番号
・RB1 (P1) → (P1) RB3 (P3) → (P1) RB2
・RB1 (P2) → (P2) RB3 (P3) → (P1) RB2
・RB1 (P3) → (P1) RB4 (P2) → (P2) RB2
すべての経路でホップ数は2となり、すべてが最小のホップ数の経路となります。図3の注記1より表記としては、(1, 2), (2, 2), (3, 2)となります。
RB3
次に、RB1からRB3への経路を考えてみます。
同じようにすべての経路を書き出すと次のようになります。
・RB1 (P1) → (P1) RB3
・RB1 (P2) → (P2) RB3
・RB1 (P3) → (P1) RB4 (P2) → (P2) RB2 (P1) → (P3) RB3
最小のホップ数の経路は、P1を通る経路とP2を通る経路です。図3の注記1より表記としては、(1, 1), (2, 1)となります。
(2)
HCの設定
HCについて、本文に
・RBを通過するたびに減算され、HCの値が0のフレームは破棄される。
・適切な値にして送信するように設定すると、障害時の代替経路として、残りの正常な経路が使用できる。
とあります。
HCを設定することでフレームがRB間を永久にループするということがなくなります。ですが、HCの値が大きすぎると無駄に回ることになりますし、小さすぎる(最小ホップ数を設定する)と障害時に代替の経路が使えなくなります。
ですので、最小ホップ数以外の経路の中からホップ数が最大の経路を設定すれば無駄がありません。
図3の経路制御テーブルを見てみると、(1, 3), (2, 3)が最小ホップ数以外の経路として記載されています。なので、HCの設定としては3を設定することが適切と考えられます。
目的
上記で考えたことをまとめると、最小ホップ数以外の経路を代替経路として使えるようにするためとなります。
(3)
ポートの種類
MACアドレスの学習が必要なポートは、デバイスが接続されるポート(図3の黒丸のポート)となります。したがって、ポートの種類はエッジポートです。
ポート規格
VLANの規格はIEEE802.1Qです。
(4)

MA2
右上のデバイスです。VLAN IDは20, 接続されているRB名はRB2, ポート番号は3になります。
MA3
左下のデバイスです。VLAN IDは20, 接続されているRB名はRB3, ポート番号は4になります。
MA4
右下のデバイスです。VLAN IDは10, 接続されているRB名はRB4, ポート番号は3になります。
(5)
(2)のHCの設定で考えたことをベースに考えます。すべての経路のうち最大ホップ数とすれば、障害時も代替経路を使用することができます。
(6)
本文の図4の少し下に以下の記述があります。
・出口RBは、図3のMACアドレステーブルを、入力フレームの宛先デバイスのMACアドレスを宛先MAとして参照することで決定される。
したがって、MACアドレステーブルは、ファブリックの出口RB名を決めるために使われます。
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